東海

紀州を平定した豊臣秀吉は、木材確保のため熊野の山に赤木城を築かせた。二重の枡形虎口を複雑に配置した赤木城は、のちの築城名人・藤堂高虎を産んだ。高虎初期の名城・赤木城をはじめ、熊野古道に通じる史跡と城々（熊野本宮大社、新宮城、京城、紀伊鬼ヶ城）を巡る。

戦国末期の2大勢力、東の武田と西の織田が同盟を破棄し全面戦争を開始したことで、東美濃は戦乱のるつぼとなった。遠山氏の主立った七家・遠山七頭は生き残りを掛けて模索し、各々の思いで各々の選択をした。戦国を生きた東美濃・遠山氏の城々（串原大平城、明知城、岩村城、飯羽間城、阿木城、苗木城）を巡る。

武田勝頼と徳川家康の激戦の地となった西遠江。浜松城から、佐久城、三岳城、鳥羽山城、二俣城へと、西遠江の城々を巡る。

長篠設楽原の戦いの舞台、愛知県新城市の七名城（宇利城、柿本城、長篠城、新城城、三河野田城、古宮城、三河亀山城）と設楽原古戦場を巡る。